クラブの長さを長くすることは比較的簡単な作業となります。しかしクラブを長くすることによって影響を及ぼす、クラブ自体の性質を考慮した設計で作業に取り組まなくてはなりません。 特に総重量、ライ角、スウイングウェイト、シャフトフレックス等は、如実に影響が現れてきます。それゆえに、長さを変えた時は、(長くする場合だけでなく短くした場合も含めて)各々一つ一つについても調整を行うことになることを覚えておいた方が良いでしょう。

■必要道具
◎グリップ取り付けに必要な道具類
◎シャフトエクステンダー
◎専用接着剤
◎割り箸等
◎油性ペン等
◎金ノコ (エクステンダーが合成樹脂や木材等の場合)
◎パイプカッター (エクステンダーが金属の場合)
◎#80〜#150番程度のサンドペーパー
◎インチルーラー
シャフト工クステンダーを一旦シャフトに入れ、クラブを延長する長さを測る。

(注)延長する長さは、接着部分の長さの1/2程度にとどめておかないと強度が保てないので注意。
エクステンダーが確実にシャフトに入らない場合は、エクステンダーの接着部分の外径を削り調整する。
エクステンダーがしっかりとシャフトに入ったら、カットする位置に油性ペン等でマーキンクする。 シャフトから抜き、金ノコやパイプカッターを使って印しの位置でカットする。
使用する工クステンターの素材が合成樹脂や木材の場合は金ノコ等、金属の場合はパイプカッターを使用すると良い。 ゴルフクラブ向け接着剤を、シャフト内部と工クステンダーの接着部分の両方に塗って、接着し乾燥させる。

(注)シャフト内部とエクステンダーの接着部分に隙間があり過ぎて不安定な場合は、介在物(爪楊枝や針金等)を使って隙間を埋める。
シャフト外径よりエクステンダーの外径が大きい場合は、サンドペーパー等でシャフト外径と合うようにエクステンダーを削り落とす。 反対にエクステンダーの外径が小さい場合は、グリップテープ等を巻いて調整する。
この後は、普通にグリップ装着を行えば完成となる。

グリップ取り付けの項目を参照。)

  

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