コード
グリップは大きく分けると、コードタイプとラバータイプがある。コードタイプはゴムに綿糸を混ぜたもので、雨や汗にも滑り難く、 耐久性が高いのが特徴。ラバータイプは綿糸が入っておらず、コードタイプに比べて、軟らかい感触がある。コードとラバーが半々になったハーフコードや、 コードが4分の1入ったクォーターコード、また握った感じがラバータイプに近いソフトコードタイプなどもある。

口径(コアサイズ)
グリップ穴の大きさ(内径)のこと。数字が大きいほどグリップの厚みが少なく、シャフト装着の際に細くなる(60が標準、 Lが付いているものは細身の女性用)。機能としては、細めだと手首が返りやすく、太めだと逆に手首が使い難くなる。 グリップ口径はシャフトのバット径と関係があり、これに近いサイズのグリップを選択する必要がある。

●シャフトのバット径とグリップサイズの関係

シャフトのバット径
グリップコアサイズ
56 58 60
0.56インチ(14.2mm) 標準 - -
0.58インチ(14.7mm) - 標準 細め
0.60インチ(15.2mm) - 太め 標準

●シャフトのバット径とグリップサイズの関係

グリップには、コアサイズという基準があります。60と58 は外径は同じですが、58の方が肉厚となります。56は細身 タイプ。いずれもシャフトのバット径との関係がありますので、 シャフトエンドに合わせてその太さに最も近いサイズのグリッ プをお選び下さい。

●グリップ外径 グリップエンドより2インチの太さ

太さ メンズ レディース
極 太 24.4mm 23.0mm
太 目 23.6mm 22.3mm
普 通 22.8mm 21.6mm
細 目 22.4mm 21.2mm
極 細 22.0mm 20.8mm
バックライン
グリップ裏側にあたる部分にゴム溜まりを設けることで、シャフト装着時に凸状になる仕組み。 バックライン入りは指が引っ掛かりやすく、グリップのホールド感を高めてくれる。バックラインの無いものは引っ掛かりがないので、 握る位置を自由に変えやすく、フェイスを開いたり閉じたりしやすいのが特徴。

重さ
グリップ選びで大きな目安となり、クラブのスイングウェイトに影響する。 重たいグリップはスイングウェイトが減り、軽いグリップではスイングウェイトが増えるので、その辺りを考慮して選択する必要がある(スイング用グリップの平均は50g前後)。